TOP > 2016年調査結果 > 調査No.05 定期券の利用実態調査 調査結果発表
今回のアンケートでは「定期券の利用実態調査」と題して、鉄道定期券をご利用している方に利用方法について伺い、2321人の方にお答えいただきました。
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10〜60代の3割以上が6ヶ月定期を購入調査の結果から、全体の4割が6ヶ月定期を利用していることがわかりました。 また、30代は1ヶ月定期購入者の割合が他の年代と比べると多いことが明らかになりました。70代以上は、「その他」の割合が6割と半数以上を占め、「定期券を利用していない」というコメントが多かったです。 2013年の調査と比べると、10代の6ヶ月定期購入者の割合が34.1%増えており、6ヶ月定期の方が金額がお得であることを知った方が購入されているのではないか…と推測されます! |
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10〜20代の2人に1人が「定期券の範囲を考慮して外出先を決める」10〜20代は、定期券の範囲を考慮して外出先を決める、という回答の割合が高く、学生や若手社会人が定期を駆使して交通費を節約しているのではないかと推測されます。 2013年の調査と比較すると、10代の「はい」の割合は減っており、多少お金はかかっても行きたいところに行く!と考える若者が多いのかもしれません。30代以上になると定期範囲を気にせず外出する傾向になるのは変わらないようです。 |
全体で2人に1人が「定期券購入時に乗り換え案内サイトで利用額を調べたことがある」 |
全体の半数は調べたことがある、と回答しており、特に30代〜50代は調べている割合が比較的高いことがわかります。通勤に使う割合が高いことが理由のひとつとしてあげられます。また、60代〜70代以上では割合が大きく減少しています。前の設問で定期券を持っていない割合が高かったため、その結果だと考えられます。 2013年の調査結果では、女性の方が調べる割合が高かったのに対し、今回の調査では男性の方が高い結果となりました。 |
全体の約6割の人が「定期券を考慮した運賃を調べたい」 |
全体の約6割が定期券を考慮した運賃を調べたいと考えており、特に10代は70.8%の人が考慮した経路を調べたいと思っていることがわかりました。お金を節約したい層ならではですね。また、20代〜50代でも6割を超えており、少しでも節約したいという人が多いのではないかと考えられます。2013年の調査と比較すると、全体で約10%ほど調べるたいと思っている人の割合は減少していますが、男性と比べて女性の方が割合が若干高いところは変わらないようです。 |
定期代は、定期券の更新時期や、勤務先が変わった際に調べる人が多いだろうという予想でしたが、様々なシチュエーションで調べられていることがわかりました。いただきました回答を一部抜粋させていただきます。
転勤時はじめての通勤ルート
(40代男性)
複数ルートが、考えられる時
(60代男性)
会社に定期代を申請するとき。
(40代女性)
どのルートで購入すれば、効率良く移動できるか、定期代と合わせた選択をするとき。
(50代男性)
目的地まで複数ルートがあるときに料金の違いはあるのか確かめた
(20代男性)
勤務先に通勤費を申請する際、複数の経路の定期代を調べた。
(50代男性)
引っ越しで部屋を探してる時、通勤定期代を調べました。
(20代男性)
子供の登校に必要な通学手段として、期間とその割引率との比較をするため
(40代女性)
1ヶ月と3ヶ月で定期代の差額がどれだけあるか知りたくて調べた。
(30代男性)
異動が決まり中途半端な期間の時、 定期を買うべきか、日割りがいいか検討したとき
(30代女性) |
定期券の利用に関して、定期券の範囲を考慮して出かける先を決めている人は10〜20代に多いようですが、定期券を考慮した運賃を調べたいと考える人は10〜60代の半数を占めることがわかりました。少しでもお得に移動したいのはどの年代も変わらないようです。
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